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iPhoneの機能で、読み上げてくれる機能があることを知っていますか?
表示している画面の中の文字を読み上げてくれる機能なんです。
- iPhoneでたくさん文章を読む
- 手を離せないけど書いてあることが知りたい
- 運転中に内容を把握したい
などなど、とてもオススメの設定ですので、ぜひ試してみてください。
iPhoneの読み上げる機能でできること
まずはどんなことができるかをお伝えいたします。
基本的なできることは、「画面に表示されている文字を読み上げる」ことです。
どんなときに使えるか、いくつか例をあげてみます。
こんなときにiPhoneに読み上げてもらおう
- 送られてきたメール
- インターネットでブログを読む
- 「ファイル」アプリにいれてある、PDFやエクセル、ワードの資料
- kindleアプリにはいっている本
たとえば移動中にメールの確認をするときに、読み上げてもらえたら画面を注視することなくざっと内容の確認ができてしまいます。
僕は長文のPDFなんかも読み上げてもらっています。
そして、まさかのキンドルまで読み上げてくれるんです。
オーディオブックほどでは当然ありませんが、ある程度スムーズに読んでくれるので、大きな支障はないと思います。
では早速設定方法と使い方をご説明いたします。
読み上げ機能の設定方法
iPhoneの「設定」アプリから「一般」をタップ。
「アクセシビリティ」をタップすると、そこに「スピーチ」があります。
「スピーチ」の中はこんな感じ。
iOS13に表記が変わりました。
同様にアクセシビリティ内にありますが、「読み上げコンテンツ」という名称になっています。


次の3つをオンにしてください。
- 「選択項目の読み上げ」
- 「画面の読み上げ」
- 「内容を強調表示」
「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「スピーチ」→設定をオン
次の項目でそれぞれについてご説明いたします。
読み上げ機能の使い方
まず一つ目の項目の「選択項目の読み上げ」ですが、文字をハイライトした時に読み上げの選択肢が追加されます。

こちらは私はほとんど使わないのですが、ピンポイントで読み上げて欲しいという時には必要なものとなります。
2つ目の項目の「画面の読み上げ」ですが、こちらが今回はメインの内容です。
読みたい文章のページを開いて、「画面上部から2本指で下にスワイプ」してください。
こんな画面が出てきていたら問題ありません。

とっても簡単ですね。
iOS13から、コントローラーの表示が変わりました。

上の画面が出ていれば、すでに読み上げが始まっていることと思います。
今出ているものがコントローラーで、少し時間が経つと小さくなります。
「内容強調」については、読みあげている部分をハイライトして追ってきてくれます。
画面上でどこを読みあげているかわかるので、オンにしてあった方が良いです。
読み上げる声も変更可能
「声」が変更できます。
と言っても、それほど多くはありませんが、選べるのは良いですね。


私は、「Kyoko」さんの声を設定しました。
お好きな声を選んでください。
「カメとウサギ」はわかりやすく、読み上げるスピードです。
かなり早口に設定することができます。
これは読みあげている時にのコントローラーでも変更可能です。
メールを読み上げてもらう

メールを読み上げることができますので、読んで欲しいメールを開いてスワイプすれば、すぐに読み上げてくれます。
他にもLINEのやり取りも読んでくれます。
ネットのページを読み上げてもらう
ネットのページも長文であれば読みあげてもらった方が良い時もありますね。
そんなときは、Safariから見たいページを開いて、

左上の横線4本の部分をタッチしていただければ簡易ページの表示になります。
余計なものがなくなりますので、読み上げもスムーズに進みます。

こちらのページはちきりんさんのページです。
よく拝見させていただいていますが、歩いているときなんかは読みあげてくれる方が安全で便利です。
PDFを読み上げてもらう
PDFで文章になっているものを読み上げてもらいたい時も重宝します。
しっかりとテキストとして認識できているPDFなら問題なく読み上げてくれます。
まずはPDFを用意する必要があります。
PDFは「ファイル」アプリかiBookに保存することが可能です。
保存して、そのデータを開けばあとの方法は同じなので、読み上げて欲しいPDFデータがあればあらかじめこのどちらかに保存しておいてください。
メモを読み上げでもらう
何か読み上げたいものが散らばっているときは、「メモ」アプリにコピペして読み上げてもてらう方法がとってもオススメです。
なにか暗記したい言葉なと、とにかくメモにまとめておけば、それを読み上げてもてらうことで耳から覚えることが可能です。
僕はこの読み上げ機能の使い方として、高頻度でこの方法を使っています。
Kindle(キンドル)の読み上げは効果的
冒頭にも書きましたが、キンドルの本も読み上げてくれます。
僕はこの読み上げ機能を一番使う場面がこのキンドルです。
この方法には大きく2つのメリットがあります。
- 文章を目で見ながら耳でも聞いているので記憶の定着が良い
- 読み上げスピードをあげることで、集中して、途中で止まらずに読むことができる
学生の頃、声に出しながら勉強した記憶がある人もいると思います。
その原理に近いです。
せっかく読むなら、読むという行為に満足してしまうのではなく、読んだ内容を覚えているということが大切ですので、しっかりと記憶へ定着できる方法で読書する必要があります。
そして、読書を始めてみたはいいものの、なかなかずっと読んでいられないという人にとって特にオススメですが、Siriが読み上げてくれているので、自分の意思とは関係なく先に読み進めてくれます。
それを追うことが必要になってくるので、ついついどんどん読み進めてしまうんです。
倍速がとにかくオススメ
読書したいけど、なかなか時間が確保できない、読むスピードが遅いからなかなか読み進められないという人には、読み上げスピードをあげることをオススメします。
この方法なら本当にどんどん読書が進みます。
はかどります。
時間を短縮できます。
自分でいろいろなスピードを試してみて、ちょっと速いかなと感じるスピードを選んでみましょう。
意外とすぐに慣れるので安心してください。
歩きながらでも読書
効果は減るかもしれませんが、この方法なら歩きながらでも読書ができてしまいます。
ウォーキングやジョギングをしながらでもできるので、一石二鳥です。
一度読んだことある本なら、何かしているときでも十分この機能を活かせます。
また、慣れてくると何かしながらでも内容が入ってくるようになります。
Kindleとスピーチにおけるデメリット
とはいえKindleでのこの方法もデメリットがあります。
- 図が入ると読み上げ機能が止まってしまう
- 画面を開いてないと、次のページへ進んでくれない
- 読み上げる場所を指定できない
Kindleを読み上げてもらうには、Kindleを開いた状態で画面もついている必要があります。画面をとじてしまうと、同じページしか読み上げてくれないんです。そんな理由でずっと画面がついた状態なので、バッテリーの消費も速いです。
さらに、図があったりすと、読み上げ機能がストップしてしまいます。
図が多い本を選んだ場合はかなり面倒だと感じることもあります。
この方法を使う本は選んだ方が良いです。
最後に、そのページ内のここから続きを読んでほしいということもあると思いますが、このスピーチ機能では画面に表示されている最初の文字から読み始めるので、場所を指定できません。
良いタイミングで終わることができれば良いですが、中断してしまった場合には余分な部分も聞かなくてはいけなくなる可能性があります。
僕は終える時はなるべくページの最後まで聞いてからストップするようにしています。
iPhoneが突然話し始める!? 読み上げ機能オフ
iPhoneが突然しゃべりだした!ってことありませんか?
それスピーチ機能がたまたま発動してしまったかもしれません。簡単に使うことができる分、誤作動も稀にあるかもしれませんね。
簡単にオフに設定できるので、その手順も記載しておきます。
設定→一般→アクセシビリティ→スピーチ→「画面の読み上げ」オフ

ココをオフにしておけば思わぬ読み上げを回避できます。
iPhoneの文章を手放しで楽しむ
使い方と設定方法の解説は以上です。
iPhone は意外と知らない機能なんかもあったりしますので、ずっと使っていても新しい発見があります。
もう少し、読み上げる文章の感覚であったり、抑揚であったりが改善されれば、より聞きやすくなりますね。
これで手放しでも、たくさんの情報を楽しむことができますね。
では。
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