iPadを購入するときに迷うもののひとつが、セルラーモデルにするかどうかということです。
もちろん、セルラーモデルの方が便利ではあるはずなのでそちらを選びたいですが、悩みのポイントは「金額」です。
わたしが今回購入したのが12.9インチの64GB。
その場合のそれぞれの価格です。

- Wi-Fi:120,744円
- Wi-Fi+Cellular:139,104円
その差、なんと!
18,360円です!
これ、なかなかの差です。
ということで、今までCellularモデルのiPadを使ってきた私が、どっちがいいかを考えてみようと思います。
Cellularモデルのメリット
まずはメリットから。
どこにいても4Gの回線を使うことができます。今までずっと使ってきましたが、わざわざWi-Fiのことを考えずに通信できることは本当に楽チン。
環境に左右されながら使う場所が限られてしまうのはやっぱりストレスです。
お金に余裕があるならCellularモデル一択。
そして、GPSを使う場合はこのセルラーモデルにする必要があります。ナビとしての用途やゲームでGPSを使う場合は、セルラーモデルを選ぶ必要があります。

Cellularモデルのデメリット
とはいえ、メリットが少ないと思います。お金に余裕があればCellularモデル一択ですが、余裕がないならしっかりと考えなければなりません。
本体代金の差額
この18,360円、全体の金額で考えるとたいした金額じゃないような錯覚におちいりますが、なかなかの金額です。
4G回線がいつでも繋がる状態にこのお金を払えるかどうかということを考えなければなりません。
通信コスト
例えばSIMフリーのものであれば格安SIMを使って通信ができます。また大手キャリアでスマホと一緒の会社で契約することで、通信料をシェアすることもできます。
格安SIMとはいえ、月々数千円はかかります。その費用もiPadのコストとして考えなければなりません。また通信量を使い切ってしまえば、結局Wi-Fiに頼ることになります。
対応策
ではここでWi-Fiモデルで運用するときのことを考えてみましょう。
- 使う場所ではWi-Fiが使える場合が多い
- スマホを使っている
この2つに該当する人はWi-Fiモデルで支障が少ないと思います。
まずWi-Fi環境がある場所で使う機会が多いなら、わざわざ4G回線を使う必要がありません。
また、スマホを使っているなら、いざというときはテザリングという選択肢があります。月々500円かかりますが、格安SIMよりは安く運用できます。ただ、テザリングの場合、ある程度スマホの通信量を多く契約している必要があるので、低く抑えている人にとっては難しい選択肢かもしれません。
もし自宅でも職場でも、iPadを使う環境にWi-Fiがなく、またスマホでテザリングができない場合はセルラーモデルを選ぶ必要がありそうです。
WiMAXという選択肢
私は以前MacBookを持ち歩いていたので、Wi-Fiがない場所ではWiMAXを持ち歩いて通信していました。
結局、MacBookを持ち歩かなくなったので、今ではWiMAXは家に置いたままですが、とても便利です。
iPhoneとiPadとパソコンを通信する前提で持っていたので、iPhoneの通信費用を抑えつつどんな端末もWiMAXで通信できます。
iPhoneの通信費を抑えつつWi-Fiで通信したい端末が複数ある場合はむしろWiMAX一択じゃないかと思います。
キャッシュバックを受けての契約なら結果的にかなりお得に運用できます。
セルラーモデルはあなたの環境と相談
ということで、iPadのセルラーモデルについて考えてみました。
あなたがどのような環境でiPadを使うかによって大きく左右されますので、しっかりと考えた上で選んでください。
ちなみに、今回買ったiPadはWi-Fiモデルです。基本的には使う場所にWi-Fi環境が整っているということと、iPhoneでテザリングで使うつもりです。
悩んでいる方の参考になれば幸いです。