iOS12から実装された機能にスクリーンタイムがあります。
これは、iPhoneを使っている時間がわかるというもの。
正直、この機能がiPhoneに登場するまでiPhoneをどれくらい使っているかなんて意識したことはありませんでした。
では、なぜAppleはこんな機能を付けたのか。
その理由とできることを確認していきましょう。
目次
スクリーンタイム
スクリーンタイムの設定は「設定」アプリから。

おやすみモードの下に発見しました!
これがトップ画面です。

iPhoneをどんなことに、何分使っているかがひと目でわかるようになってます。
さらに下にいくと、いくつか設定があります。

子どもの使用状況を確認する

自分の子どもがiPhoneばっかり触っていたら心配になりますよね。
また学校に持っていって使っていたりしないか不安もつきまといます。
そんなとき、機能を制限することができればそんな心配も無用です。
休止時間を決める

子どもは制限しても自分は無制限では示しがつきません。
ある程度使うとき、使わないときを区別し使い過ぎないようにあらかじめ設定することが可能です。
夜、寝る前についついiPhoneを触ってしまう。
夜更かしの原因や睡眠の質を落とすことになりかねません。
これで、朝スッキリ目覚めることがてきそうですね。
アプリの使用時間を決める

アプリ単体での使い過ぎも抑制できます。

ついついSNSを見過ぎでしまう、ヒマがあるとインスタ開いてるという人は制限してみるのもいいかもしれません。

制限中のアプリの使用

制限がかかっていても使えるものをあらかじめ選択することが可能です。
なんでもかんでも使用不可では生活や仕事に支障がある人も多いはず。
最低限の連絡手段は残しておくことが理想ですね。
制限中の機能

制限中でも機能しててほしいものもやはりあります。
それも細かく設定できるのはさすがAppleですね。
細かく確認する

ここで、わたしの今日のiPhone使用例を見てみましょう。
これは面白いですね。
まだ1日だけのログですが、これが増えていくことでどれだけ依存しているかわかりそう。

持ち上げた回数もわかっちゃう。

通知の数もわかるので、どれだけ反応しているかわかりますね。
スクリーンタイム実践
僕がスクリーンタイムを使うようになった理由と、その方法を解説します。
もし、まだ使ったことがない人は、一度あなたがどれくらいの時間をiPhoneで使ってるかを確認してください。
スクリーンタイム確認方法
「設定」→「スクリーンタイム」
いかがでしたか?
僕は1日8時間近くiPhoneを見ている日もあり、およそ1日の1/3くらいの時間iPhoneを使っていることになります。

これは恐ろしい・・・
スクリーンタイムでは、どのアプリが長時間使ったかや、どのアプリが利用頻度が多いかがわかるようになっています。

こんなにこのアプリ使ってる?っていうくらいの数字・・・
iPhoneに依存してしまっているんですね・・・
あのメンタリストDaiGo氏によると、スマホの見過ぎは良くないということが研究でわかっているということ。
こちらは僕がスマホを使う時間の制限が必要だなぁと思うきっかけのひとつです。
スマホの【スクリーンタイム】何時間越えたらアウトか判明
アプリの利用時間を制限する
さて、このスクリーンタイムですが、もちろんiPhoneを使う時間を制限するものです。

皆さんも僕ほどとは言いませんがかなりの時間iPhoneを見ているんじゃないでしょうか。
今までは、依存といってもまあ便利だからと思って気にしていなかったんですが、こちらの動画をきっかけに少しiPhoneと距離を置いてみようと思いました。
携帯っていうのは人の人生をすごくジャンクフードのような時間にして勿体ないなと思って
iPhoneで消費している時間は本当に必要なものなのか、クセで見てしまっているアプリもたくさんあります。
その時間を極力減らすべく、このスクリーンタイムを使おうと思います。
設定はスクリーンタイムの場所から全て行えます。
アプリを制限する
ちなみに、ブログを書く時間やメールを返す時間、マップアプリを使う時間は必要な時間なので、今回はそれ以外のアプリを制限しようと思います。
今回使っているアプリの中で特に制限をしようと思ったのは次の2つです。
- ツイッター
- グノシー
もちろん有益な情報もたくさんある両アプリですが、その分ゴシップなど無駄なものもたくさんあります。
これらは自分の意思で減らすのはなかなか難しくて挫折しました。

そこで活躍するのがスクリーンタイムです。
このアプリにはアプリごとに1日に見ることができる時間を決めることが可能です。
僕はそれぞれ10分に設定して使うようにしてます。
設定しておくと、残り時間が5分になると通知がきます。
制限時間を越えたアプリは黒くなり、使えなくなってしまいます。

初めは残念な気持ちになりましたが、もう慣れてきました。
時間を制限する
次は、iPhoneを使う時間を制限する方法です。
設定時間内はほとんどのアプリが使えなくなります。
例えば寝る前。
就寝前にiPhoneを見ると良くないと言われています。
自らの意思で制限するのは難しいので、iPhoneのほとんどのアプリを使えなくしてしまえば問題ありません。
これで、夜10時以降はiPhoneのほとんどのアプリが使えなくなりました。
朝5時まではこの状態です。
夜中に目が覚めてしまってもiPhoneをいじることができません。
常に見ることができるアプリの選定
スクリーンタイムではムダに見過ぎてしまっているアプリを制限するのが目的で、なおかつ、就寝前の時間も制限しスマホを見過ぎてしまう弊害を抑えることが大切です。これらは習慣化が大切なので、基本的には例外を作らないのがベストかと考えています。
ただ、まったく見ないというわけにもいかないときもあると思います。特に連絡を取るアプリです。
僕は次の3つを常に許可しています。
- 電話
- メッセージ
- LINE

この中で注意が必要なのがLINEです。単純な連絡機能だけではなく、タイムラインやニュースがついているので、問題がなければ許可を外したいところですね。
スクリーンタイムが標準機能になる訳
スクリーンタイムはiPhoneを売ってるAppleが標準で付けた機能です。
本来であればAppleはiPhoneをたくさん使って欲しい立場です。
にもかかわらずiPhoneの使用を制限するというのは、スマホの使い過ぎが本当に害であることを意味してるんじゃないでしょうか?
お酒や薬みたいに、適正量であれば有用なものも、度が過ぎれば毒になりえます。スマホもそういった段階にきていて、便利な上に日常にどんどん溶け込み、今やスマホ無しの生活には戻れない人が大半だと思われる昨今では、度を過ぎた使い方をしている人が増えていると考えられます。
特に、若者の間ではSNSで時間を消費する人も多いと思いますが、SNSの時間を制限するだけで、メンタルの改善がみられたという研究もあるようです。スマホのおかげで便利になっている反面弊害がしっかりとあることを知っておかなければいけません。
制限が必要になりつつある
便利なんだから使えばいいじゃん。
そう、これだけ便利なら使った方がいいんじゃないかと思うのが普通です。
でも便利だからといって無制限に使い続けるとどこかで弊害が生まれることを私たちは知っています。
まずは寝る前のiPhoneからやめてみる設定をしてみてはいかがですか?