新しいiPad AirとiPad miniはApple Pencilの第1世代の対応となりました。
もちろん、性能は第2世代の方が上ですが、今回第1世代の対応としたのは価格面のことじゃないかと思います。
ということで、今回は新しく発売されるiPad AirとiPad miniを考えている方、Apple Pencil第1世代の使い心地を心配している方、そんな方の参考にしてもらえたらと思います。
Apple Pencil第2世代の解説動画です。
https://youtu.be/twWmi081sIM
Apple Pencil それぞれの対応端末
それぞれの対応端末をあげておきます。
- iPad Pro 9.7
- iPad Pro 10.5
- iPad Pro 12.9 (第1世代/第2世代)
- iPad Air (第3世代)
- iPad mini (第5世代)
- iPad (第6世代/第7世代)
新しいiPadだからといって新しいApple Pencilに対応しているかといったらそうじゃありません。
購入するときは注意してください!
機能の比較については以前レビューしました。
「iPad ProにはApple Pencil第2世代が必要」をご覧ください。
この違いを踏まえて、第1世代のネックになるのはバッテリーの充電方法じゃないかと思います。
第1世代の補えないデメリットは充電方法
第2世代はタップしてツールを変えれたり、マットな質感がカッコ良かったり、コロコロ転がらなかったり、書き心地が向上していたりしますが、その中でもダントツの進化が充電方法です。
ケースも不要で、キャップをなくす心配も、本体の接続部分が壊れてしまわないかという不安もなくなりました。そして、常に充電が満タンなので第1世代のときにやりがちな使いたいときにバッテリーがゼロを完全回避できます。
第1世代はこれですから、やっぱりかっこ悪いんですよね。
このバッテリーの充電方法が変わるだけで、Apple Pencilのデメリットが大きく減りました。
逆に考えると、この充電方法について多少の手間は全然許容できるという人であれば第1世代でも十分満足できるものだと思います。
結局は総額が大切
そもそも、iPad9.7やiPad Airなどを検討する人にとっては総額はとっても気になるところだと思います。
結局、対応している端末が違うので総額で検討する必要があります。
今回は3機種で比べてみます。今回は全てWi-Fiモデルで比較してみます。価格は全て税込です。なお、それぞれの端末の1番低価格のものをチョイスしています。
iPad Pro 11 64GB | 96,984円 |
---|---|
iPad Air 64GB | 59,184円 |
iPad 9.7 32GB | 37,800円 |
比べるとかなりの差を感じます。
さらに、Apple Pencilの第1世代と第2世代の価格差があります。
第1世代 | 11,664円 |
---|---|
第2世代 | 15,660円 |
これを考えると、価格面で考えるとiPad Proの選択肢は簡単に消えてしまいそうですね。
第1世代でもスタイラスペンの中では圧倒的実力
いろいろ、第1世代をについてお話しいたしましたが、結局言いたいのは、第1世代とはいえ実力は圧倒的であるということです。
Apple Pencilはスタイラスペンの中では価格が高いです。それだけに、第1世代とはいえ、性能は群を抜いています。
第2世代はとっても素晴らしいペンですが、どうしてもiPad Pro本体とApple Pencilを合わせるかなりの金額になります。
今回の発表された2機種とiPad9.7インチの存在がある限り、Apple Pencil第1世代の需要はあと2年は少なくとも続くのかと思いますので、これからApple Pencil第1世代を検討しなければならない人にとって参考になれば嬉しいです。